2025年の総括

久しぶりのブログです。
(暫く霊圧低めでした)
2025年は比較的柔軟に仕事ができるクラウドソーシングを試していました。
また、趣味の瞑想を深めるべく読書や様々なイベントに参加していました。
仕事からは少し距離をおく生活をしていましたが、内面的に得るものが多い一年になりました。

クラウドソーシングについて

気づけばプログラマー定年説の閾値は超えていて、40歳に差し迫る歳になりました。
実際には40代の方々もプレイヤーとして現場で活躍されているのを目にすることは少なくないため、それなりに仕事はあるのだろうと思います。

ただ、プロダクトエンジニアやフォーワードデプロイドエンジニアなどより顧客に近い職種が注目されつつある点、AIの登場でよりジェネラリスト的な働き方が求められる点などスキル需要に明らかな変化が見られます。

他にもエンジニアからYouTuberや農家に転職する方々などを観測しています。

正直、ソフトウェアエンジニアの仕事は負荷が高い部類に入ると思うため、年々強まりつつあった年齢的な不安と将来の不確実性から、ここらで働き方や価値観の幅を広げておこうと思っていました。

究極的には職種や生活様式を変えても生きていけますが、急には変えられないので備えておこうという試みです。

個人開発やパッケージ開発、教材販売などのコンテンツを作れるならそれに越したことはないと思います。
しかし、これらでコンスタントな売上を作る難易度はやはり高いので、時間労働で対価を得るのが現実的な選択肢になります。

仕事をさがす

国内のサービスを探してみた結果、ランサーズとクラウドワークスが良さそうでした。

仕事の受け方にはいくつかの種類がありますが、やはり準委任契約で毎月決まった時間の労力を提供する方法が一番安定しており、この種の案件は前述のサービスがもっとも探し易かったです。

エージェントにお願いする方が確実でスピーディですが、柔軟性の観点ではクラウドソーシングに勝る媒体はありませんでした。
(エージェントはfindy freelanceさんが最適解だと思います)

例えば『週2-3、フルリモート、フルフレックス(いつ働いてもok)』のような準委任案件を受けつつ、時間拘束がない単発の請負案件を並行で受けるなどが可能になります。

結果的に、様々な案件を試す事と余暇時間の確保が可能になりました。

なお、クラウドソーシングでの請負案件はエージェントや受託会社などの仲介がない分、クライアントと直に交渉や案件のハンドリングを行う労力が必要です。
また、開発に詳しくないクライアントと海外勢のワーカーが多いという特性から、8-9割の案件は相場が崩壊しています。
(恐ろしいことに言いすぎではなく、最低賃金のバイトの方が効率的です)
このような状況があるため、案件を探す・見極めるスキルが必要になります。
ちなみに、ランサーズは相場感が適正な請負案件が多くて、クラウドワークスは柔軟な準委任案件が見つかり易いという特徴があります。

仕事をうける

最初は勝手が分からなかったのと、サービス上での評価がなかったため『数時間で終わりそうな案件を1円で受ける』を繰り返していました。

評価をためつつ案件の調査をしていましたが、前述したような柔軟性の高い準委任の案件は2-3ヶ月に1件ほど出てくることが分かりました。

応募者は殺到して倍率は高かった(x30-50)ですが、海外勢や経験が浅い方が多いため、ミドル〜シニアレベルのスキルがあれば問題なく通過できそうでした。

仕事をこなす

週80時間の稼働でいつ働いてもOKという話でしたが、実際はコミュニケーションは平日の日中とることになり、稼働していない日にもそれなりのやり取りがあります。

以前、リードをしていたプロジェクトで週2-3や休日稼働の方々と働いていた時に困った記憶があるので、それはそうなるなと思いました。
特にフルフレックスはタスク毎に期限を設けるなど仕組みを作らないとマネジメントは難しそうです。

それほど難しい開発では無かったため、コミュニケーションも比較的シンプルに済みましたが、開発の複雑度によってはもう少し同期的に働く必要があったと思います。

小規模で1人で進められる場合などは例外ですが、複数人で開発する場合はやはり週4が限界なのかもと感じました。
(開発が活発なほどコミュニケーションロスやコンフリクトが起き易い)

色々と学びはありつつ、クラウドソーシングだけでも生活はできそうだなという実感を得られました。

あと今年から英語を勉強しているため、日常英会話ができる位になったら海外のクラウドソーシングに挑戦してみようと思っています。
(実は最適解な気がしています)

瞑想について

マインドフルネス瞑想を3年ほど続けていましたが、『ヴィパッサナー瞑想がすごい』という噂を聞いて2024年末位から勉強していました。

詳しく調べると、原始仏教(Original Buddhism)と呼ばれる東南アジアで普及している仏教宗派における瞑想だと分かりました。

仏教というと身構えてしまいますが、むしろ考えていた宗教とは遠い位置にあり、合理的・科学的な立場をとっているものでした。

ヴィパッサナー瞑想とは

日本では『仏教=念仏を唱える宗教』のイメージが強いと思います。
念仏を唱える事で幸せになれるという信仰です。
しかし、タイ・ミャンマー・スリランカなどで普及している仏教では、瞑想の実践に重きをおいています。
信仰では幸せになれず、この瞑想の実践こそが元来大切にされてきたことであり、幸せになるための唯一の方法という立場をとっています。
無宗教の現代人にとって受け入れ易い主張で、ヨガのイメージに近いと思います。
(実際には目標もアプローチも異なります)

ヴィパッサナー瞑想は観察瞑想とも呼ばれており、身体感覚や心の動きの観察を通して、心身のコントロールを訓練する実践方法です。

具体的には、他の多くの瞑想と同じように呼吸の観察から始めます。
観察する身体感覚の範囲を広げていって、微細な心の動き(変化)に気付く訓練をしていきます。

この瞑想を続けることで、欲や怒りなどの感情をメタ認知することが出来るようになり、瞑想していない時にすらもこれらを制御することができるようになります。

この記事では、あまり詳しく触れませんが、我々が手に負えないと思っていた感覚や感情は、思っていたほど執着すべきものではないという『気づき(洞察)』が得られます。

以前、メンタリストDAIGOさんがこの瞑想を解説していて『飽きる』と表現を使っていましたが、これはかなり的確だと思います。
欲や怒りの感情に対して観察を通した再評価が行われることで、それらに支配されなくなります。
最近、Xに流れてきたAIエージェントが登場して集中できなくなったという記事を見かけましたが、この記事で触れている『微観法』はヴィパッサナー瞑想の前に行う集中状態を作るためのサマタ瞑想に近いと思います。
メタ認知する事で思考のアテンションを絞り集中出来ています。

他にも、AIコーディングで集中できなくなりメタ認知を試しているという記事を見かけたので、瞑想の時代がきたのかも知れません笑

10日間合宿

最初は本を買って独学で実践していましたが、感覚的な話題が多いため解釈が正しいのか不安になってきました。

とあるポッドキャストでヴィパッサナー瞑想の合宿があるらしいという噂を知り、答え合わせの意味で参加することにしました。

下記の体験談が写真が多めでイメージし易かったです。

10日間の間、ヴィーガン食が提供されて会話だけで無く目を合わせる事も禁止された空間で、ひたすら瞑想に集中する事が出来ます。
一般的にこの禁欲生活と身体の苦痛は刑務所よりも過酷だと思いますが、10日間も休んで参加するのはそれなりに強い思いがある方達なんだと思います。

ゴエンカ氏という元々はヒンドゥー教で地位ある方が、ミャンマーのサヤジウバキンという原始仏教指導者に支持して、世界各地に瞑想センターを設置したうちの2つが日本に存在しています。

ゴエンカ氏による瞑想指導を録音・翻訳した音声を聞いて瞑想して、1日の最後には講話の音声を聞きます。
指導者がいるため、瞑想についての質問をする事も可能です。

指導者に質問できる機会はとても貴重でしたし、講話はとても感動しました。

また、先ほどの記事を読まれたなら既知だと思いますが、この施設は参加した人々の寄付だけで数十年以上運営されているらしいです。
運営スタッフも元参加者の方が10日間無償で奉仕に参加しています。
(これらは信仰や強制によるものでは全くありません)
私も気持ち程度の額を寄付しましたが、この資本主義社会において善意だけで成り立っているシステムがあるという事に大変驚きました。
また、同時にゴエンカ氏と奉仕者の方々に深い感謝と敬意が生まれました。

最後に

2025年はこれからの人生にとって重要な節目になる一年でした。

クラウドソーシング市場をまる一年ほど監視してみて、老後も何とかなりそうという手応えを得られたのは大きかったです。
また、生活を徐々に質素に出来つつあるため、引き続き慎ましくいこうと思います。

瞑想合宿で得られた価値観は、公私共に大切にしたいと思います。

瞑想の実践と勉強は継続して、瞑想関連のイベントなども定期的に参加します。